インドでは聖地以外で瞑想するときは、必ずインセンス（お香）を使いながら行います。
瞑想を始めるとあらゆる低級な霊も高級な霊も寄ってきます。
低級霊は貴方が吐き出す邪悪なエネルギーが好物だからです。
そして周りをウロウロしながら瞑想の邪魔をします。
インセンスを焚きながら瞑想を始めないと邪悪なエネルギーが体内に入りこもうとしますので注意が必要です。
 
その為に結界が必要であり、火を焚き、お香も焚き、魔を寄せ付けないプロテクトを施すのです。
なぜなら、魔は明るい物やある匂いを嫌うからです。

結界・除霊用には、それを防ぐために特別に処方されたインセンスが必要となります。
邪魔をされないために結界を張るのがインセンスを焚く目的ですから、香りを楽しむ癒しのためのインセンスではありません。

これらの効果を出すためには原典に基づいた処方が大事なのです。
 
そして、押さえておきたいのは、必ず天然１００％のインセンスであるということです。
化学合成の香料が脳内に侵入すると脳を委縮させますので、絶対１００％天然の材料で作らなければなりません。
特に解脱行を目指す方は脳にダメージを与えるのはご法度です。
これは芳香剤にもいえますので、トイレの芳香剤には十分注意して天然の臭い消しを選んでください。
 
高級霊は結界の中にも入れますので、低級霊が入れない結界を張り高級霊のエネルギーと混じりながら瞑想するのが解脱を目指す瞑想法なのです。